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あたらしいことをはじめる

2021.10.04

チャレンジ

最近、おくればせながら日曜劇場の『陸王』を見ました。

舞台は創業100年の歴史を持つ老舗の足袋屋が時代の波に押しながされ倒産の危機を迎えるも

これまでの足袋製造の技術を生かし会社の存続をかけて、異業種であるランニングシューズの開発にチャレンジしていく。といった話です。

まあ、見た方はご存じでしょうが、昔からの看板を守るだけなく成長をやめず新しいことにチャレンジしていくという内容です。

今、コロナ禍の影響でデジタル化がすすみ時代が変わっていく中で企業がとっていく道はいくつかあると思います。

①看板を守り抜く。

②まったく新しいことを始める。

③培ってきた技術を生かし新しいことにチャレンジする。

一般的には③をやっていこう!とする会社が多いと思いますが

実際やるとなると結構これが難しいじゃん!と思いますよね?

かく言う弊社も母体は印刷会社。昨今では斜陽産業と言われている中、

写真、動画、WEBにイベント運営など新しいことにチャレンジしている会社です。

「印刷で培った技術が活かせるのか?」とお思いでしょうが、

印刷ってただ紙を刷るだけじゃないんです。

クライアントの思いを汲み取り、どうすれば消費者にクライアントの思いを届けることができるのか一緒になって考え

デザインし、印刷する際にも思い通りの色や発色が出ているか確認し、裁断し包装しクライアント、そしてエンドユーザーに届ける。

いわばクライアントの思いを形にする仕事が「印刷」という仕事です。

写真であれ、動画であれ、WEBであれ、そこは変わらないと考えています。

どうすればクライアントの良さ、商品のすばらしさを伝えられるのか。

表現する手段が「紙」なのか、それ以外かというだけです。

そう考えると弊社も創業70周年を迎えた老舗・印刷会社。

70年間、クライアントの思いを形にしてきたという実績があります。

それが紙であれ、デジタルの媒体であれ「思いをカタチにする」という基本を忘れずに

紙だけでなくいろんな媒体を使い、チャレンジを続けていく。

これからもそのチャレンジを楽しいと思える仕事をやっていきたいと考えている、どうも!おくればせながらディレクターの那須です!

今後ともヨロシク